
桜上水 むつみ会館で、「第3回トモニー健康講座」を開催しました。
2026年1月27日
~桜上水「むつみ会館」で「第3回トモニー健康講座」を開催しました~

今回のテーマは「新春の健康チェック」。以下の2つの演題の中に簡単なテストを盛り込み、参加者のみなさんに健康について考えるきっかけにしていただきました。
「簡単チェック! 嚥下回数 嚥下回数に合わせた薬の選び方」(ともに薬局 薬局長 坂倉 圭一)
「専門家に聴く『超』早期発見!認知症!」(桜上水駅前内科 院長 久米 一誠先生)

今回、ともに薬局の話は嚥下(えんげ=食べ物や飲み物、唾液を飲み込む動作のこと)についてですが、まずは参加者のみなさんにご自身の嚥下の状態のチェックをしていただきました。
ともに薬局の管理栄養士の亀井奈緒が、唾液の飲み込み回数を測る太平洋工業の嚥下チェッカー「ゴック音」をご紹介。参加者1人にモニターをお願いし、その他のみなさんには指を喉に当てて30秒間に何回唾液を飲み込めるかを試していただきました。
会場からは「意外に難しかった」という声が多く聞かれましたが、普段あまり意識していない「飲み込む」という動作は、服薬の効果や栄養の摂取にも大きな影響があります。 「5種類の薬を一度に飲んでいいの?」「水でむせやすい」「ご飯が飲み込みにくくなった」など、色々な質問がありました。悩みを感じたら、ともに薬局に相談におこしください。「ゴック音」を試してみることも可能です。

ともに薬局薬剤師の坂倉圭一からは、特に薬の飲み込みづらさについて、「ピルファイブ(PILL-5)」というチェックも行いました。これは5つの質問からカプセルや錠剤の嚥下の程度を点数化したものです。結果と対処法も含めたチェック表は下記からダウンロードできるので、興味がある方はぜひ試してみてください。
薬を飲む際、水は「コップ」よりも「湯呑み」にいれたほうが飲みやすいこと、また上を向くとかえってむせやすくなるため、正面を向いて少し顎を引いた状態のほうが良いことなどの工夫もお伝えしました。
薬には錠剤や粉薬、シロップなどいろいろな形状のものがありますが、もし現在処方されている薬が飲みにくいと感じた場合は、同じ効果で違う形状のものに変更してもらうことができます。まずは薬のプロである薬剤師に相談いただき、医師へどのように伝えればよいかを一緒に考えたり、場合によっては直接連絡することも可能です。

「専門家に聴く」では、前回に引き続き桜上水駅前内科院長の久米 一誠先生から認知症についてお話しいただきました。 最近、MCIと言われる軽度認知障害の時期に受診すると進行をゆるやかにできるというのはよく聞きますが、今回はそのさらに前段階であるSCD(主観的認知機能低下)についてのお話でした。
アルツハイマー型認知症の原因となる「アミロイドβ」という物質が脳に溜まり始める40代くらいから対策をスタートすれば認知症の発症自体を遅らせることも不可能ではないそうです。 久米先生によれば、「『本人しか気づかないようなちょっとした違和感』はSCDのサイン。早めに簡易的な認知機能の測定をおすすめします」とのことでした。

最後に、会場の皆さんにもちょっとした認知機能のテストにチャレンジしていただきましたが、やはり認知症についての関心は高いようで熱心に取り組んでいらっしゃいました。
「トモニーの健康講座」は今後も開催していく予定で、次回は2月28日に松沢中学校で開催の予定です。参加を希望される方は、ホームページの「お知らせ」をご覧になるか、ともに薬局(03-3304-1566)へお問合せください。
≪第3回トモニーの健康講座にご協力ありがとうございました≫
桜上水駅前内科 院長 久米 一誠 先生
株式会社ツムラ (参加プレゼントとして入浴剤・のど飴提供)