
桜上水「むつみ会館」で「第6回トモニー健康 講座」を開催しました
2026年5月12日 ともに薬局開局1周年を記念して、桜上水「むつみ会館」で「第6回トモニー健康講座」を開催しました。
今回は、皆様の関心が高い生活習慣病「高血圧」、「糖尿病」と、これからの季節に向けた「水分補給術」がテーマです。
専門家に聴く 『その血圧、本当に大丈夫?〜今日からできる生活習慣病対策〜』 桜上水駅前内科 院長 久米 一誠 先生
健康でいるための血糖コントロール ともに薬局 薬局長・日本糖尿病療養指導士 坂倉圭一
賢い『夏の水分補給術』ともに薬局 管理栄養士 亀井奈緒
★講演1 みなさん、血圧を測定されていますか?
という問いかけから久米先生の健康講座が始まりました。
上の血圧が病院で140、下の血圧が90、家庭血圧は135と85を超えると高血圧といわれ、自覚症状がないため「サイレントキラー(静かな殺し屋)」とも呼ばれます。
血圧の高い状態が続くと常に血管に圧力がかかり、動脈硬化を進行させ、放置すると、脳卒中(脳梗塞・脳出血)、心筋梗塞、心不全、腎機能低下(最悪の場合は透析治療が必要)などの重度の疾患や、認知症のリスクを高める原因になります。

おうちで血圧を測っている人は?
最新のガイドラインでは、家庭での血圧測定を重視し、朝と夜の2回測定し、血圧手帳に記録することが推奨されています。
病院では緊張で血圧が高くなる「白衣高血圧」や、逆に家でだけ血圧が高くなる「仮面高血圧」の方もいるため、家庭での記録が適切な治療の鍵となります。
今日からできる対策
減塩: 味噌汁や加工食品を控えめにし、出汁や酸味を活用して薄味に慣れることが大切です。また、塩分の代わりにカリウムを使用した「減塩しお」などを活用するのも一つの方法です(※腎臓の悪い方はカリウム制限に注意)。
生活習慣の改善: 1日30分程度の運動、適正体重の維持(BMI 25未満)、禁煙、お酒を控えることが血圧低下につながります 。
すぐに救急車を!
急に血圧が上がっても、自己判断で薬を余分に飲んではいけません。
ただし、頭痛や息苦しさ、手足のしびれ、ろれつが回らないなどの症状が伴う場合は、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。
★講演2 ともに薬局 薬局長の坂倉 圭一から、血糖管理に関する情報を提供しました。
血糖値が高い状態が続くと、「し」神経障害、「め」網膜症(失明の原因)、「じ」腎症、といった合併症を引き起こすほか、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが2〜4倍に高まります。「しめじ」でおぼえてください。
合併症を防ぐためには、HbA1c(ヘモグロビンA1c)の数値を7%未満に抑えることが推奨されています。早期から治療を開始し、長期的に血糖コントロールを続けることが重要です。

高齢者の糖尿病における注意点は低血糖
高齢者の場合、治療によって血糖値が下がりすぎる「低血糖(血糖値60〜70以下)」に特に注意が必要です。低血糖を起こすと、意識障害による転倒・骨折や、認知症のリスクを高める原因になります。
薬の種類(SU薬やインスリン注射など)によっては低血糖のリスクが高まるため、自分の飲んでいる薬の特性を薬剤師に確認し、正しく理解しておくことが大切です。
★講演3
最後は、ともに薬局 管理栄養士の亀井奈緒から賢い夏の水分補給術
熱中症で運ばれる人の約6割が65歳以上の高齢者で、特に「お家の中」で発症するケースが多く見られます。加齢により喉の渇きを感じにくくなり、気づかないうちに水分不足に陥りやすいため注意が必要です。
水分補給の3つのポイント
こまめに飲む: 一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯程度の水を1日の間で何度かに分けて飲むことが効果的です。
タイミングをルール化する:
起床時、食事時、入浴前後など、生活リズムに合わせて「喉が渇く前に飲む習慣」をつけましょう。
3食の食事(特に朝ごはん)を大切にする:
睡眠中は多くの水分を失うため、朝食を通じて水分や塩分、栄養素をしっかり補給することが重要です。 水分たっぷりの夏野菜(きゅうりやナスなど)を取り入れるのもおすすめです。

「トモニーの健康講座」は今後も開催していく予定です。
次回は7月5日に桜上水ガーデンズで開催の予定です。桜上水ガーデンズにお住まいの方で参加を希望される方は、ホームページの「お知らせ」をご覧になるか、ともに薬局(03-3304-1566)へお問合せください。10月には、むつみ会館などでも継続的に開催予定です。
≪第6回トモニーの健康講座にご協力ありがとうございました≫
桜上水駅前内科 院長 久米 一誠 先生ともに薬局開局1周年を記念して、桜上水「むつみ会館」で「第6回トモニー健康講座」を開催しました